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メンズスキンケア

鼻の毛穴の黒ずみが気になるとき|やって後悔したことと今のやり方

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結論から言うと

鼻の黒ずみに見えているものは、角栓の酸化・毛の断面・影の3つが混ざっている。取り除くケアを足す前に、自分がどれなのかを確かめるほうが先だ。

この記事でわかること

  • 黒ずみに見えているものの3つの正体
  • 毛穴パックと押し出しで悪化させた話
  • 今続けている毛穴まわりのケアの順番

ヒゲ脱毛のカウンセリングで顔を近くから見られたとき、「鼻の毛穴、気にされていますか」と聞かれた。気にはしていた。ただ、鏡で見て「黒いな」と思うだけで、それが何なのかは考えたことがなかった。

そこから2年ほど、鼻の毛穴について試行錯誤している。最初の半年でやったことはほぼ全部裏目に出た。毛穴パックを毎週貼り、指で押し出し、洗顔の回数を増やした。結果として、黒ずみは大して変わらないのに鼻の頭が赤くザラつくようになった。

今は当時よりは落ち着いている。ただ「消えた」わけではない。この記事は、消し方の話ではなく、何が起きているのかを確かめてから手を動かすほうが早い、という話だ。私は医師でも美容部員でもないので、ここに書くのは一利用者として自分に起きたことにすぎない。

結論

鼻の毛穴が黒く見える理由はひとつではない。皮脂や角質が毛穴に詰まって酸化し黒く見えているケース、毛の断面が透けて黒い点に見えているケース、毛穴の凹凸に影が落ちて黒っぽく見えているケースが混在している。

このうち、洗顔や保湿で見た目が変わる可能性があるのは主に1つ目だ。2つ目と3つ目は、洗っても押し出しても見た目は変わらない。ここを分けずに「とにかく取る」方向のケアを足すと、私のように肌を荒らして終わる。

やることを増やす前に、自分の鼻がどれなのかを確かめる。順番としてはそこが先だ。

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鼻の黒ずみに見えているものは1種類ではない

まず、自分が何を見ているのかを整理するところから始めた。

角栓が酸化して黒く見えているケース

毛穴の中に皮脂や古い角質が混ざったものがたまり、それが空気に触れて酸化すると、表面が黒っぽく見えることがあると説明されている。触るとザラつきがあり、指の腹でなでると引っかかる感じがする。

このタイプは、日々の洗浄と保湿の状態によって見え方が変わることがある。私の場合、皮脂が多く出た日の夕方に鏡を見ると、朝より黒く見えることがあった。

毛が透けて黒い点に見えているケース

鼻にも産毛は生えている。毛が皮膚の表面近くまで来ていると、断面が点として見える。これは汚れではないので、洗っても落ちない。

私は長いことこれを「取れない汚れ」だと思っていた。拡大鏡で見て、点の並びが毛の生え方と一致していることに気づいて、ようやく別物だと分かった。

影とキメの乱れで黒く見えるケース

毛穴の入口が開いていると、そこに影が落ちて暗く見える。乾燥して肌のキメが粗くなっているときや、蛍光灯が真上から当たる場所では特に目立つ。

自分の鼻を洗面所と窓際で見比べたとき、明らかに印象が違った。洗面所の照明だと「ひどい」と感じるが、自然光では思ったほどでもない。ここに気づいてから、鏡を見て落ち込む回数は減った。

自分がどれなのかを確かめた方法

道具は特に使っていない。やったのは次の3つだ。

ひとつ目は、洗顔直後と夕方で見比べること。夕方だけ黒く見えるなら皮脂の影響が大きい可能性がある。ふたつ目は、指の腹でなでてザラつきがあるかを確かめること。ザラつきがあるなら詰まりの要素がある。3つ目は、スマホのカメラで接写して拡大すること。点が等間隔に並んでいるなら毛の可能性が高い。

3つ目については、少し補足しておきたい。スマホのカメラで鼻を撮ると、肉眼で見るより毛穴がはっきり写る。最初に撮ったときは「思っていたよりひどい」と落ち込んだが、これは撮影距離とレンズの都合であって、他人が見ている見え方ではない。実際、腕を伸ばした距離で撮り直すと、ほとんど分からなかった。

自分の状態を把握するために接写するのは有効だが、その画像を見て落ち込むのは筋違いだった。記録として撮って、比較するときだけ見る。今はそういう使い方にしている。

私の鼻は、小鼻の脇はザラつきがあり、鼻の頭は毛が透けている点が多い、という混在だった。だから「全部同じケアで対応しようとしていたのが間違いだった」という結論になった。小鼻の脇には洗い方の工夫が効く余地があり、鼻の頭の点にはどんな洗顔料も関係がない。同じ「黒ずみ」という言葉で括っていたせいで、この当たり前の区別に2年かかった。

💬

2年近く、鼻の頭の点を「取れない汚れ」だと思って洗い続けていた。毛だと分かったときは脱力したが、それ以降むだに洗わなくなったので、結果的にはよかった。

やって後悔したこと1:毛穴パックを毎週貼った

はがすタイプの毛穴パックは、貼ってはがすと角栓が付いてくる。あの見た目は達成感がある。それが問題だった。

私は「取れる=効いている」と思い込んで、毎週1回、数か月続けた。しばらくすると、鼻の頭が赤くなり、触るとカサつくようになった。角栓の見た目は大きく変わっていないのに、皮膚のほうが荒れた。

製品の説明書きには使用頻度の目安が書いてある。私はそれを読まずに自分の感覚で貼っていた。今思えば当然の結果だった。使うなとは思わないが、記載された頻度を超えて使う理由はどこにもなかった。

やって後悔したこと2:指と爪で押し出した

風呂上がりに、指の腹や爪で小鼻を挟んで押し出していた時期がある。白い角栓が出てくるので、これも達成感があった。

これをやった翌日は、押した場所が赤くなった。何度か繰り返しているうちに、小鼻の脇に赤みが残るようになった。皮膚に力をかけているのだから、当たり前と言えば当たり前だ。

さらに悪かったのは、押し出したあと何もしなかったことだ。開いた状態の毛穴を放置して、そのまま寝ていた。今なら少なくとも、そのあとに保湿はする。

やって後悔したこと3:洗顔の回数を増やした

黒ずみ=汚れだと思っていたので、1日3回洗った時期がある。朝、帰宅後、風呂で。しかも洗浄力の強い洗顔料を使っていた。

結果として、洗い上がりのつっぱりが強くなり、日中のテカりはむしろ増えた気がした。これは「乾燥すると皮脂が余計に出る」という話をあとから読んで納得した部分でもあるが、私の体感の範囲を出ない。

確かなのは、洗う回数を1日2回に戻して洗浄力を落としたら、つっぱりが減ったということだ。黒ずみの見た目自体は、そこでは大きく変わらなかった。

今やっていること

失敗を全部やり切ったあとに残ったのは、地味なことばかりだった。

洗顔を「落としすぎない」方向に寄せた

朝と夜の2回、泡立ててから鼻の周りを転がすように洗う。ゴシゴシこすらない。小鼻の脇は指が届きにくいので、そこだけ意識して泡を当てる時間を数秒足している。

洗顔料の選び方についてはメンズ洗顔料の選び方に書いた。洗浄力が強ければいいというものではない、というのがここでの結論だった。

湯温を下げた

熱いシャワーを顔に直接当てるのをやめて、ぬるま湯ですすぐようにした。これは黒ずみのためというより、洗い上がりの乾燥を減らすためだ。

保湿を毛穴のためにやる

以前は保湿を「乾燥する人がやること」だと思っていた。今は、キメが整っているほうが毛穴の影が目立ちにくい、という理由でやっている。実際、乾燥している日のほうが鼻の毛穴は目立って見える。

順番の話はメンズスキンケアの順番と理由にまとめてある。洗顔のあと時間を空けないこと、乳液まで行くこと、この2つだけでも見え方が違った。

日焼け止めを毎日にした

紫外線が肌のハリに影響するという話は各所で書かれている。毛穴の見え方は皮膚のたるみ方にも左右されるので、長い目で見るなら日焼け止めは続ける価値があると考えている。ただしこれは今日明日の黒ずみを変える話ではない。

ヒゲ剃りと毛穴の関係

鼻の下から顎にかけては、毛穴の状態にヒゲ剃りが直接影響する。刃を強く当てた翌日は、口の周りが赤くなってザラついた。

私は電気シェーバーに変えてから、この部分の荒れが減った。剃り方と肌の関係はヒゲ剃りと肌荒れに詳しく書いている。鼻の毛穴だけを見ていると気づきにくいが、顔全体の摩擦を減らすと結果的に落ち着くことがある。

医療脱毛でヒゲの量が減ってからは、剃る頻度自体が下がった。剃らない日が増えれば、それだけ刃を当てる回数が減る。これは毛穴のために脱毛したわけではないが、副次的にはよかった点だ。

クレンジングやオイルを使うかどうか

「オイルでマッサージすると角栓が浮く」という方法をいくつかの場所で見かけた。試したことはあるが、私の場合は続かなかった。

理由は2つある。手間がかかること、そして力加減を間違えるとまた赤くなること。強くこすらないという前提を自分が守れないと分かったので、やめた。

ここは人によって相性が分かれる部分だと思う。合う人がいることは否定しないが、少なくとも「毎日やれば早く取れる」という発想でやるものではなかった。

「取れた」に達成感を覚えるのが一番危なかった

3つの失敗を並べてみて気づいたのは、どれも共通して「取れた実感が強い」方法だということだ。

パックをはがせば角栓が並んで見える。指で押せば白いものが出てくる。強い洗顔料を使えば洗い上がりがキュッとする。どれも、その場では効いている感じがする。私はその感覚を頼りに続けて、結果として肌を荒らした。

逆に、今続けている洗顔と保湿には、そういう手応えがまったくない。泡でなでるだけだし、乳液を塗っても鼻の見た目はその場では変わらない。だから続けにくい。

続けにくいほうが自分には合っていた、というのが2年やってみての実感だ。手応えを求めて強い方法に戻りそうになったときは、赤くなった時期の写真を見返すようにしている。

季節によって見え方が変わる

もうひとつ、途中で気づいたことがある。同じケアをしていても、季節によって鼻の見え方が違う。

夏は皮脂の量が増えるためか、夕方の黒さが目立ちやすい。冬は逆に、乾燥してキメが粗くなる時期のほうが毛穴の影が目立って見えた。つまり原因が季節ごとに入れ替わっているのに、私はどちらの季節も同じ対策をしていた。

今は、夏はあぶらとりや日中の洗い方を少し気にして、冬は保湿の量を増やす、という程度の使い分けをしている。大きな変更ではないが、季節ごとに「効かないケアを続けている」状態は減った。皮脂が多い時期の対処については顔のテカリ対策にも書いた。

変化を感じるまでにかかった時間

洗顔と保湿を整えてから、鼻を触ったときのザラつきが減ったと感じるまでに1か月半ほどかかった。見た目の黒さについては、正直なところ劇的な変化はない。

ここは正直に書いておきたい。角栓の詰まりが減ったと感じる程度で、毛が透けて見えている点はそのままだ。そもそも別物なので、当然といえば当然だった。

これは私個人に起きたことで、同じことをすれば誰にでも同じ変化が出るという話ではない。肌の状態も生活も人によって違う。

⚠️ 注意点

化粧品でできることの範囲について

洗顔料・化粧水・乳液は化粧品の区分で、認められている効能は「肌を清潔にする」「うるおいを与える」「乾燥を防ぐ」といった日常の手入れの範囲です。「毛穴がなくなる」「黒ずみが消える」といった表現は化粧品の効能の範囲外です。

赤み・痛み・膿をともなう、セルフケアを続けても悪化していく、といった場合は化粧品で対応しようとせず、皮膚科への相談を検討してください。

皮膚科・美容皮膚科で相談する目安

自分なりに決めている線引きを書いておく。

炎症が続いているとき、つまり赤みや痛みがあるときは、市販品を足すより先に受診する。ニキビと毛穴の詰まりは見分けがつきにくいことがあり、状態によっては医療の対象になる。大人のニキビについては大人のニキビにも書いた。

もうひとつは、セルフケアを3か月続けて何も変わらないときだ。変わらないのに市販品を買い足し続けると、金だけ減っていく。私は洗顔料と美容液を合わせて2万円ほど使ってから、この線引きを決めた。

美容皮膚科で行われる施術については、費用も適応も医師の診察で決まる。ここでは具体的な施術名や金額は書かない。カウンセリングで自分の肌を診てもらってから判断するのが前提になる。

毛穴ケアで買ったもの・買わなかったもの

買ったものは、洗顔料、化粧水、乳液、日焼け止め。それだけだ。

買わなかったものもある。吸引タイプの毛穴クリーナーは、力加減が分からず内出血の話を目にしたのでやめた。スクラブ入りの洗顔料は、私の鼻が荒れやすい状態だったので選ばなかった。ピンセットで角栓を引き抜く道具も、押し出しで失敗した経験からやめている。

一方で、迷った末に買ってよかったと思っているのが日焼け止めだ。毛穴の黒ずみに直接効くと思って買ったわけではないし、実際そういう変化は感じていない。ただ、続けやすさという点では一番ハードルが低かった。塗るだけで、肌に何かを取りに行く動作がない。取りに行かないケアのほうが荒れにくい、というのは今のところ私の中で一貫している。

「何を買わないか」を決めたのは、失敗して赤みを出したあとだった。順番が逆であればもう少し安く済んだと思う。予算の考え方はメンズ美容の予算配分にも整理してある。

1週間の実際のルーティン

参考までに、今の1週間を書いておく。特別なことはしていない。

平日の朝は、洗顔、化粧水、乳液、日焼け止め。所要時間は5分程度。夜は帰宅後に洗顔、化粧水、乳液。休日も同じで、変えるのは日焼け止めを塗るかどうかくらいだ。

小鼻の周りだけ、洗うときに数秒余分に泡を当てる。これが唯一「毛穴のためにやっていること」と言えるかもしれない。指の腹で軽く円を描くが、力は入れない。強くこすると赤くなることは何度も確認済みなので、そこだけは守っている。

週に1回だけ特別なことをする、というのはやめた。特別な日を作ると、その日に強いケアをしてしまう癖があったからだ。毎日同じことを弱くやるほうが、私には合っていた。

外回りの営業なので、日中に顔を洗えない日がほとんどだ。そういう日は、あぶらとり紙で軽く押さえるだけにしている。ティッシュでこすっていた時期もあったが、あれは摩擦になるのでやめた。

スキンケア製品の比較

メンズスキンケアの比較
サービス費用の目安(税込)無料カウンセリング満足度向いている人
BULK HOMME(バルクオム)洗顔・化粧水・乳液のセット/公式の価格を要確認あり★★★★★何を買えばいいか分からない状態から抜けたい人
肌ラボ(ロート製薬)ドラッグストアの実売価格による/公式の商品ページを要確認なし★★★★化粧水をケチらず浴びるように使いたい人
ORBIS Mr.(オルビス ミスター)トライアルセットあり/公式の価格を要確認あり★★★★朝の時間を1分でも削りたい人
ニベアメンドラッグストアの実売価格による/公式の商品ページを要確認なし★★★まず習慣を作る段階の人
DHC MEN単品売り中心/公式の価格を要確認なし★★★とりあえず1本だけ試したい人

価格はすべて税込で、各公式サイトに掲載されていた金額を記載時点で写したものです。キャンペーンや店舗によって変わります。申し込む前に必ず公式サイトで確認してください。医療機関の施術は医師の診察が前提です。

今から始めるなら私はこうする

2年前の自分に伝えるとしたら、この順番になる。

まず何が黒く見えているのかを確かめる

拡大して見る、なでてザラつきを見る、朝と夕方で比べる。これだけで、洗って落ちるものかどうかの見当がつく。ここを飛ばすと、効かない努力を続けることになる。

取り除く系のケアを足す前に、荒らさないことを優先する

毛穴パック、押し出し、強い洗顔。どれも私は悪化させた。取れた実感があるものほど、皮膚には負担がかかっていると考えたほうがいい。

洗顔と保湿を1か月固定して様子を見る

製品をあれこれ変えると、何が効いたのか分からなくなる。まず1か月、同じものを毎日使う。それで判断材料ができる。

乾燥を放置しない

キメが乱れているときのほうが毛穴は目立って見える。保湿は「乾燥肌の人のもの」ではなかった、というのが私の実感だ。

変わらないなら市販品を買い足さずに受診を検討する

3か月やって変化がないなら、そこから先は自己流の範囲を超えている可能性がある。皮膚科で状態を診てもらうほうが、結果的に安く済むこともある。

「消す」を目標にしない

私の鼻の毛穴は今もある。目立ちにくくなった日と、そうでない日がある。そういうものだと受け入れてから、鏡を見る時間が減って、続けるのが楽になった。

よくある質問

毛穴パックは使わないほうがいいですか?

使ってはいけないものではありませんが、頻度と使い方に注意が必要です。角栓が取れる一方で、はがすときに角層や周囲の皮膚にも負担がかかります。私は毎週使っていた時期に赤みとザラつきが出たため、今は使っていません。使うとしても製品の記載どおりの頻度を守り、荒れているときは避けてください。

黒ずみは洗顔で落とせますか?

皮脂や汚れが酸化して黒く見えている部分は、日々の洗顔で落ちやすくなることがあります。ただし毛の断面が透けて黒い点に見えている場合は、洗っても見た目は変わりません。まず自分がどちらなのかを確かめるほうが先です。

何をしても変わらないときはどうすればいいですか?

セルフケアを数か月続けても変化がない、炎症や痛みをともなうといった場合は、皮膚科や美容皮膚科への相談を検討してください。市販品を足していくより、医師に状態を診てもらったほうが遠回りになりにくいです。

タク

2023年10月からヒゲ脱毛に通っています

都内の物流会社で営業をしている34歳の会社員です。2023年の秋、朝の準備が面倒すぎるという理由でヒゲの医療脱毛に通い始めました。そこから洗顔やら制汗剤やら生え際やらに芋づる式に手を出して、今に至ります。美容の専門家ではありません。自分で払って、自分で試して、その結果をここに置いているだけです。

どういう基準で書いているか