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ヒゲ医療脱毛の痛みはどれくらいか|部位別の体感と麻酔の使いどころ
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結論から言うと
ヒゲ医療脱毛の痛みは部位によって差が大きい。上唇と顎の先端が最も強く、1回目は予測できない分が余計につらかった。麻酔クリームを使う部位を絞り、前日の飲酒と寝不足を避けることで毎回の体験が変わった。
この記事でわかること
- 部位別の痛みの差と体感
- 麻酔クリームの効果と使い方
- 施術前にやった痛み軽減の工夫
「そこまで痛くないですよ」とクリニックのカウンセリングで言われたとき、私は素直に信じた。2023年10月、初回施術のために診察台に横になり、施術が始まった瞬間に「これは思ってたのと違う」と直感した。上唇の付け根に最初の照射が当たったとき、声が出そうになるのをぐっとこらえた。
痛みに対して人は「知っているもの」には備えられる。1回目が特につらかったのは、何が来るかまったく想像できていなかったからだと今は思っている。2回目以降は「あの感覚が来る」とわかっているだけで、体が構えられた。
この記事では、部位別の痛みの体感、麻酔の種類と使いどころ、痛みを和らげるために実践したことを実体験ベースで書く。痛みには個人差があるため、私の感覚がそのまま当てはまるとは限らない。ただ「どの程度の刺激か」のイメージを持てるようにするのが目的だ。
結論
ヒゲ医療脱毛の痛みは「ゼロではない」「思ったより強かった」というのが正直な評価だ。
部位によって差がある。上唇の付け根と顎の先端が最も強く、頬の側面が最も穏やかで、首と顎下がその中間だ。痛みの強さは照射レベルと個人の感覚によっても変わる。
麻酔クリームは有効な選択肢だが、使用可否と使用部位は医師の判断によるものであり、自己判断での追加や量の増減は行うものではない。痛みへの耐性は人によって異なるため、「この施術は絶対に耐えられる」とも「絶対に耐えられない」とも断言できない。
施術前にできる準備(前日の飲酒を避ける・睡眠を確保する・当日の剃り方)で体感が変わることは実感している。
部位別の痛みの体感
ヒゲ全体を一度に施術する場合、部位によって痛みの感じ方が大きく違う。2023年10月の初回施術から現在までで感じた差を書く。
上唇・顎先端—最もきつい部位
上唇の付け根(鼻の下の中央から口角にかけて)と顎の先端部分が、私にとって最も刺激が強かった部位だ。
理由は皮膚の薄さと骨の近さだ。この2か所は皮膚の下にすぐ骨がある。照射の熱エネルギーを吸収するクッションになる脂肪や筋肉の層が薄いため、衝撃がダイレクトに伝わってくる感覚がある。
表現するなら「瞬間的に熱い針で刺される」が近い感覚だ。施術は連続して照射されるため、それが数十回繰り返される。1か所1か所は短時間だが、蓄積的にきつくなる。
初回施術では担当の看護師から「照射レベルを少し落としましょうか」と聞かれた。私は「最大で行ってください」と答えたが、今振り返ると少し無謀だった。2回目からは上唇エリアだけ照射レベルを一段階下げた状態から始め、様子を見ながら徐々に上げていくアプローチに変えた。
顎先端は上唇ほどではないが、毛が密集しているため照射回数も多く、トータルの刺激量は上唇に迫る。
頬・もみあげ—比較的穏やか
頬の側面ともみあげ部分は、上唇・顎に比べて痛みが一段階穏やかだった。
皮膚の下に頬筋と脂肪の層があり、照射のエネルギーを受け止めるクッションがある感触だ。照射のたびに「来た」という感覚はあるが、耐えがたい痛みではなかった。
もみあげは毛が比較的細い人が多い部位でもある。毛が細いほどメラニン色素の量が少なくなり、レーザーが吸収するエネルギーが少なくなるため、照射の反応自体が弱くなる傾向がある。
首・顎下—上唇より穏やかだが油断できない
首の前面と顎の下部分は上唇ほどではないが、頬よりは刺激が強い。皮膚が薄い部位で、首の場合は骨がないものの喉周辺の筋肉が薄いため照射の感触が伝わりやすい。
首元は毛の向きが上半身と逆(下向きに生える)ことがあり、剃った後に埋没毛になりやすいエリアでもある。施術後に赤みが出やすく、私は首だけ翌日まで多少の赤みが続いた時期がある。
1回目が最もきつかった理由
初回施術が一番しんどかったのは、痛みの強さよりも「何が来るかわからない」という不確実性のせいだったと思っている。
「ゴムをはじかれたような感覚」という事前情報を持っていたが、実際の感覚との差は大きかった。「ゴムをはじかれる」という表現は上唇の施術では少なくとも私には当てはまらなかった。また、1か所に何回も照射が続くこと・部位が変わるたびに強さが変わること・一度の施術が40〜50分続くことを実感として知らなかった。
2回目以降は「あの感覚が来る」「次はこのエリアに移る」「あと15分で終わる」という予測ができるようになった。施術への慣れというより、予測がついて体が構えられるようになった変化だ。
初回終了後、クリニックを出たときに「これを10回以上続けるのか」と思って少し気が重くなった。ただ翌日には赤みも引いており、「朝のひげ剃りがゼロになるなら続けられる」と気を取り直した。2回目を予約して帰った。
麻酔の種類と使いどころ
ヒゲ脱毛の痛みを和らげる方法として、医療機関では主に麻酔クリームが使われる。
麻酔クリームの仕組みと効果
麻酔クリームは皮膚の表面に塗布して一定時間おくことで、皮膚の浅い部分の神経を一時的に麻痺させる局所麻酔薬だ。施術前30〜45分に塗っておくと照射の刺激が和らぐ。
効果は「痛みがゼロになる」ではなく「鋭い刺激がぼんやりした感覚になる」に近い。上唇で麻酔ありと麻酔なしを経験した比較として、麻酔ありのほうが明らかに和らいだ。「耐えがたい」から「まあ耐えられる」に変わった感覚だった。
麻酔クリームの使用可否・使用部位・必要な量は医師の判断によって決まる。自分で量を増やしたり、処方なしに市販品を塗ったりすることは行わない。アレルギー・肌荒れ・薬の相互作用のリスクがあるためだ。
⚠️ 注意点
麻酔クリームの使用は医師の判断が前提です
医療脱毛における麻酔クリームの使用は、医師の診察と指示のもとで行われます。どの部位にどれだけ使用するかは医師が判断します。自己判断での量の増加・市販の局所麻酔薬の使用は行わないでください。皮膚の状態や全身の状態によっては麻酔が使えない場合もあります。
麻酔を使用しても施術の効果には変わりがありませんが、使用前後の皮膚の状態をクリニックのスタッフに伝えてください。
笑気麻酔を採用しているクリニック
一部のクリニックでは笑気ガスを吸入する笑気麻酔を採用している。麻酔クリームより全身のリラックス効果が高く、施術中の緊張や痛みへの感受性を下げる働きがある。
ただし笑気麻酔が使えるクリニックは限られており、費用もかかる。私は麻酔クリームのみを使用したため笑気麻酔の効果を直接体験していないが、痛みへの耐性が特に低い人にとっては有力な選択肢になる。カウンセリングで「笑気麻酔の対応があるか」を確認するのも一つの方法だ。
痛みを減らすためにやったこと
施術の痛みは完全にコントロールできるものではないが、「体のコンディション」によって感じ方が変わることは実感している。自分で試して効果を感じたことを書く。
前日の飲酒をやめた
飲酒した翌日は肌が敏感になりやすく、痛みを感じやすい状態になることがある。私は施術前日の飲酒をやめるようにした。
最初の数回は翌日に施術がある意識が薄く、前日の夜に飲んで施術を受けたことがある。そのときと、前日に飲まなかったときとで体感の差があった気がしている。確認できた数字ではないが、それ以降は前日の飲酒を避けることを習慣にした。
睡眠時間を確保した
睡眠不足の状態では痛みへの感受性が高まるという研究があることを、施術後に調べて知った。数回、仕事が深夜まで続いた翌日の朝に施術を受けたことがあり、そのときは特につらく感じた。以来、施術日前日は7時間以上寝ることを意識するようにした。仕事の繁忙期はこれが守れないため、施術日の設定をずらすようになった。
施術当日の剃り方を変えた
施術の前日か当日朝に剃るが、剃った後の毛の長さが施術の感覚に影響する。毛が長いまま照射すると毛の表面で光が熱に変わり、皮膚に届く前に毛の表面で焦げるような感覚になることがある。剃毛して毛の長さをごく短くした状態で受けたほうが、皮膚への熱エネルギーが効率的に届き、表面での焦げ感が少ない。
担当の看護師から「前日夜か当日朝に、できるだけ短く剃ってきてください」というアドバイスを2回目の施術前にもらった。それ以降は施術当日の朝に丁寧に剃ってから来院するようになった。
施術前にカフェインをとらない
カフェインは神経を覚醒させる働きがあり、痛みへの感受性に影響するという話を担当スタッフから聞いた。エビデンスの確度を自分で確認したわけではないが、施術前の朝はコーヒーを飲まないようにした。気休め程度かもしれないが、やらないよりはという判断だ。
緊張しすぎない
体が強張っていると施術の刺激をより強く感じる傾向がある気がした。私は施術台に横になったときに意識的に肩の力を抜くようにしている。施術前に担当スタッフと少し話すだけで緊張が和らぐことがある。担当スタッフが変わるたびに「今日は特に上唇がきつく感じますか?」と先に伝えるようにしたら、施術のペースを配慮してもらえた。
痛みを理由に途中でやめた場合のリスク
「痛みが想定以上でもう行きたくない」という状況は、脱毛を始めた人の間でよく聞く話だ。実際に1〜2回で通うのをやめた人の話を知人から聞いたことがある。
途中で止めた場合、費用の観点では払ったコース料金の一部しか使えなかったことになる。多くのクリニックでは、コースの途中解約時の返金は施術済み回数を差し引いた残額から手数料が引かれる形になっている。キャンセルポリシーと中途解約の規定はコース契約前に確認する。
施術の観点では、照射した毛根へのダメージが完全に定着する前に止めることになる。施術を途中で止めると毛根の回復が進み、止める前の効果が薄れることがある。
痛みへの対処として、照射レベルの調整・麻酔クリームの使用・施術間隔の見直しなど、クリニックに相談できる選択肢がある。「痛くて嫌だ」という状況は、今すぐやめる前にクリニックの医師に相談する価値がある。
痛みの感じ方が変わるタイミング
施術を重ねるにつれて「痛みが変わった」という感覚は私にもあった。ただし、変わったのは「痛みの強さ」より「痛みへの心理的な向き合い方」だと感じている。
1回目から3回目は「次の照射がいつ来るか」が予測できず、来るたびに緊張した。4回目以降は照射のリズム・部位の移行順序・どの部位が特にきついかが体でわかってきた。「来る」とわかって受けると、不意打ちで受けるより体が対処できる。
また、担当のスタッフが変わると体感が変わることがある。照射のテンポや力の入れ方が人によって違うためだ。同じ施術でも担当者によって感じ方が違うという経験は、脱毛を始めた人の間でよく聞く話だ。担当スタッフが変わったときは、最初に「上唇は麻酔あり、それ以外はなしで」など条件を都度伝えることで、毎回の体験を安定させやすくなる。
痛みが特に強くなる時期として「照射レベルを上げた回」がある。毛が減るにつれて照射レベルを上げていくことがある。レベルを上げた最初の施術は前回より刺激が強く感じることがある。「今回からレベルを上げます」と言われた施術は麻酔クリームを使うかどうかを改めて相談する価値がある。
施術後は照射した部位に赤みと熱感が出ることがある。私の場合、上唇と顎は施術直後から数時間、赤みが続いた。翌日には引いていることが多かったが、1〜2回は翌日午前中まで残った。
クリニックでは施術後に冷却を行うことが多い。施術直後にクーリングジェルや冷却パッドで冷やすことで赤みと熱感が和らぐ。施術当日は患部を強くこすらないこと、アルコールを含む化粧品を使わないことをクリニックから案内された。
日焼け止めは施術翌日から使用を再開するよう指導された。施術直後は皮膚が敏感な状態のため、紫外線を避けることが大切だ。
施術後の赤みが仕事に影響した話
私は会議・訪問が多い営業職なので、施術後の赤みが仕事に影響しないか心配していた。実際には施術直後から2〜3時間は赤みが目立ったが、夕方以降には引いていた。朝に施術を受けると、その日の午後の訪問にはほぼ問題なかった。
ただし「施術翌日に大切なプレゼンがある」という日の直前の施術は避けた。万一翌日まで赤みが残ったときのリスクを避けるためだ。施術日を選ぶ際に「翌日・翌々日の予定」も考慮する習慣をつけると、仕事への影響を最小化できる。
施術後に肌が敏感になる期間は洗顔も丁寧にする。施術部位を強くこすると刺激になるため、泡立てた泡でやさしく洗って流すだけにした。スキンケアのタイミングや使う製品についてはクリニックの指示に従うのが一番だ。
今から始めるなら私はこうする
初回施術の前に戻れるなら、これだけやっておきたかった。
上唇と顎の痛みを事前に想定しておく
カウンセリングで「上唇と顎は特に刺激が強い部位」と聞いていたが、実際の感覚との差が大きかった。担当スタッフに「初回は特にきつく感じますか?」と率直に聞いておけばよかった。体験談を持っているスタッフに正直に聞くと、的確な情報が得られることがある。
麻酔クリームの費用と使用条件を先に確認する
麻酔クリームが有料か無料か、どの部位に使えるかを申し込み前に確認する。最初から麻酔クリームを使う選択肢を持ったうえで申し込むと、1回目の体験が大きく変わる可能性がある。
施術日の前日の予定を整える
前日深夜まで仕事・飲酒ありの状態で施術を受けると余計につらくなりやすい。施術日の前日を「なるべく体を整える日」として扱えるよう、スケジュールに余裕を持って予約を入れる。
1回目が特別つらくても、2回目以降は変わる
初回がきつかった人でも、2回目以降は「何が来るか」の予測ができるようになる。「1回目がしんどかったから向いていない」とはならない。痛みへの適応は人それぞれだが、予測できるようになるだけで体感は変わる。
照射レベルの調整を遠慮なく相談する
初回は担当スタッフの設定に任せてしまいがちだが、「ここは少し照射を下げてもらえるか」と聞くことは問題ない。照射レベルを少し下げると痛みが和らぐことがある。レベルを下げると効果も弱まる面があるため医師と相談して決めるが、「我慢して最高レベルで通す」より「継続できるレベルで通い続ける」ほうが長い目で成果に近づく。
毎回の担当スタッフに体調を先に伝える
施術前に「今日は昨日あまり眠れていない」「前回よりきつく感じそうな部位がある」などを担当スタッフに伝えておくと、照射ペースや力加減を考慮してもらえることがある。毎回の体験がバラつきやすい施術だからこそ、当日の状態を先に共有しておくことが体感を安定させる。
同じ院・同じ出力設定でも痛みは毎回違う
照射出力が毎回まったく同じであっても、当日の体調・睡眠・飲酒の有無・肌の乾燥状態によって痛みの感じ方は変わる。「前回はそうでもなかったのに今回は顎がきつかった」という経験は珍しくない。一度の施術でつらいと感じても、それが今後ずっと続くとは限らない。体調の良い日に同じ部位を受けると、前回よりも体感が落ち着いていることがある。
痛みを感じやすい部位のケアを毎日の保湿で整えておくことも、当日の体感に影響する。顎や口周りは肌が薄く乾燥しやすい部位で、日常的に保湿をしていると施術時の刺激を受けやすい状態が続きにくくなる印象がある。これは私の体感であり、効果の保証ではないが、直前にできることの一つとして日常ケアを意識するようになった。
ヒゲ脱毛における痛みの体感は、開始前に「どの程度のものか」を知っておくだけで気持ちの準備が変わる。私が始める前に最も不安だったのは痛みだったが、実際に受けてみると「知っておけばもっと冷静でいられた」という感覚が強かった。麻酔を使う選択肢があること、部位によって痛みに差があること、体調が影響することを前もって把握しておくだけで、初回の体験を落ち着いて受け止められる。
ヒゲ脱毛の回数と期間についてはヒゲ脱毛は何回・何か月かかるかに詳しく書いた。費用の全体感はヒゲ脱毛の費用を総額で考えるで整理している。医療とサロンの違いはヒゲ医療脱毛とサロン脱毛の違いを参照してほしい。
よくある質問
ヒゲ医療脱毛で一番痛い部位はどこですか?
個人差がありますが、上唇の付け根と顎の先端を痛みが強いと感じる人が多いようです。皮膚が薄く骨に近い部位のため、照射の衝撃がダイレクトに伝わりやすい傾向があります。
麻酔クリームを使えば痛みはなくなりますか?
麻酔クリームは痛みを大幅に和らげますが、完全にゼロにはなりません。麻酔クリームの使用可否と使用部位は医師との相談で決まります。自己判断での使用量増量などは行わないでください。
回数を重ねると痛みは慣れてきますか?
個人差がありますが、「こういう刺激が来る」という予測ができるようになることで、1回目ほどの驚きはなくなったという人が多いようです。ただし施術の刺激の強さ自体は変わらないため、痛みが感じにくくなるわけではありません。