メンズスキンケア
男が日焼け止めを塗るか問題|SPF・PAの読み方とベタつかず続くやり方
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結論から言うと
ベタつきで挫折した日焼け止めが、製品を変えたら続くようになった。SPFの数字より自分が毎日塗れるテクスチャを選ぶことが先だった。
この記事でわかること
- SPF・PAの読み方と目安
- ベタつき・白浮きの解決方法
- 日焼け止めの区分(化粧品・医薬部外品)
2年前、外回りの商談が週に3〜4日ある時期があった。夏の始まりに「さすがに日焼け止めを使ってみるか」と思い、ドラッグストアで SPF50+・PA++++ の日焼け止めを買った。
使い始めて3日は続いた。4日目には少し面倒になり、5日目には朝の準備の中で後回しになり、2週間後にはほぼ使わなくなっていた。
「塗っても続かない」という経験は、日焼け止めに関して話を聞く男性の大半がする話だ。続かない理由は「めんどくさい」よりも「塗った後の感触が仕事中に気になった」ということが多い。私も同じで、ベタつきと白浮きが結果として諦める理由だった。
結論
日焼け止めを続けられない最大の理由は、自分の肌や生活スタイルに合っていないテクスチャを選んでいること。SPFの数字より先に、毎日塗れる感触かどうかを確認するべきだった。
製品を変えたら習慣になった。今は朝のケアの最後にジェルタイプの日焼け止めを塗って外出する。営業中に気になることはほぼない。
⚠️ 注意点
日焼け止めの法的区分と効能表現について
日焼け止めは製品ごとに「化粧品」または「医薬部外品」に分類されます。
化粧品の日焼け止め:「日焼けを防ぐ」効能の範囲内で販売されます。「シミが消える」「シミを防ぐ」「肌が白くなる」といった表現は化粧品に認められていません。
医薬部外品の日焼け止め:「日焼けによる肌荒れを防ぐ」「日焼けによるしみ・そばかすを防ぐ」といった効能が承認されているものがあります。ただし「シミを消す」「肌質を変える」は医薬品の領域であり、日焼け止め(化粧品・医薬部外品)にはそのような効能はありません。
このページで紹介している効果・役割は、UV-A・UV-B による紫外線の影響を受けにくくするという化粧品・医薬部外品の範囲での話です。紫外線による肌の変化や治療については医師へご相談ください。
男が日焼け止めを使う・使わないの判断
「男は日焼け止めを塗らないのが普通」という感覚は、20代の頃に私も持っていた。理由を掘り下げると「特に困っていなかった」というだけで、論理的な理由はなかった。
紫外線は肌に刺激を与える。これは男性でも女性でも変わらない。肌の乾燥、ざらつき、ハリの変化など、紫外線による影響は肌の状態に影響する。「外回り営業で毎日外を歩く」「ゴルフや屋外スポーツをよくする」という人と、「主にデスクワークで日中外出がほとんどない」という人では、紫外線に当たる量が大きく違う。
外回り営業で夏に週3〜4日外を歩くなら、日焼け止めを使うことに意味がある。一方、日差しを浴びる時間が毎日10〜15分程度しかないなら、日焼け止めへの優先度は変わる。
自分の生活スタイルで判断するのが現実的だ。
肌ケアとしての位置づけ
日焼け止めを使うことは「美容」「見た目を気にする行為」ではなく、肌の状態を維持するためのメンテナンスだという認識に変わった。
30代の外回り営業の場合、顔の乾燥・ざらつきを感じやすくなる。紫外線をカットすることでその変化を緩やかにする可能性がある。これは医薬品の効能ではなく、日焼け止めという化粧品・医薬部外品の「日焼けを防ぐ」という役割の範囲での話だ。
SPFとPAの読み方
日焼け止めを選ぶときに必ず目に入るが、意味をきちんと理解していないまま「数字が大きければいい」と思っていた。
SPFとは何か
SPF(Sun Protection Factor)は、UV-B(紫外線B波)の防御力を示す指標だ。UV-Bは主に肌の表面に作用し、炎症を引き起こしやすい短波長の紫外線。
SPFの数字は「紫外線防御指数」であり、数字が大きいほど防御力が高い。ただし現実的な使用環境では、SPF30とSPF50の違いは大きくない。
| SPF | 理論上のカット率 |
|---|---|
| 10 | 約90% |
| 20 | 約95% |
| 30 | 約97% |
| 50 | 約98% |
| 50+ | 98%超 |
この表を見ると、SPF50とSPF20の差は3%程度だ。理論値だが「SPF50+でなければ意味がない」という考えは数値的に成り立ちにくい。毎日塗れるSPF20〜30と、ベタついて2週間で挫折するSPF50+なら、前者のほうが結果として紫外線防御になる。
PAとは何か
PA(Protection Grade of UV-A)は、UV-A(紫外線A波)の防御等級を示す。UV-Aは波長が長く肌の深部まで届きやすい。雲や窓ガラスも一部透過する。
PA+ から PA++++ までの4段階で示され、+の数が多いほど防御力が高い。
| 表示 | UV-A防御力 |
|---|---|
| PA+ | 効果あり |
| PA++ | かなり効果あり |
| PA+++ | 非常に効果あり |
| PA++++ | 最高効果あり |
日常使いであれば PA++ 〜 PA+++ で実用上の範囲に入る。屋外スポーツや海・山などで長時間外にいる場合は PA++++ が安心な選択になる。
実際の選び方の基準
デスクワーク中心で通勤・外出が1〜2時間程度:SPF20〜30、PA++〜+++ 程度でも実用上の問題は少ない。
屋外での活動が多い(外回り・屋外スポーツ・ゴルフ等):SPF30〜50、PA+++〜++++ を選ぶ。
日差しの強い屋外で長時間過ごす(海・山・夏のイベント等):SPF50+、PA++++ で2〜3時間ごとに塗り直す。
| サービス | 費用の目安(税込) | 無料カウンセリング | 満足度 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| BULK HOMME(バルクオム) | 洗顔・化粧水・乳液のセット/公式の価格を要確認 | あり | ★★★★★ | 何を買えばいいか分からない状態から抜けたい人 |
| 肌ラボ(ロート製薬) | ドラッグストアの実売価格による/公式の商品ページを要確認 | なし | ★★★★ | 化粧水をケチらず浴びるように使いたい人 |
| ORBIS Mr.(オルビス ミスター) | トライアルセットあり/公式の価格を要確認 | あり | ★★★★ | 朝の時間を1分でも削りたい人 |
| ニベアメン | ドラッグストアの実売価格による/公式の商品ページを要確認 | なし | ★★★ | まず習慣を作る段階の人 |
| DHC MEN | 単品売り中心/公式の価格を要確認 | なし | ★★★ | とりあえず1本だけ試したい人 |
価格はすべて税込で、各公式サイトに掲載されていた金額を記載時点で写したものです。キャンペーンや店舗によって変わります。申し込む前に必ず公式サイトで確認してください。医療機関の施術は医師の診察が前提です。
ベタつき・白浮き問題の解決
2年前に挫折した理由のひとつが、塗った後のベタつきだった。商談中に手で顔を触ることがあり、その度に気になった。
もうひとつが白浮き。SPF50+の製品を多めに塗ったとき、顔だけが白っぽくなった。仕事に行く前の話だったので焦った。
この2つは製品の種類と量の問題で、多くの場合解決できる。
テクスチャ別の特徴
| タイプ | 特徴 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| クリームタイプ | 保湿力高め・しっかりしたカバー | アウトドア・乾燥肌 |
| ミルクタイプ | 伸びが良い・やや重め | 屋外活動全般 |
| ジェルタイプ | サラサラした使用感・べたつきにくい | 日常使い・脂性肌 |
| スプレータイプ | 塗り直しに便利・ムラが出やすい | 日中の塗り直し用 |
| UVカット下地 | 化粧下地と兼用・薄づき | オフィス・デスクワーク |
私が挫折した2年前は、海水浴向けの高耐水クリームタイプを使っていた。これを毎日の通勤・営業に使おうとしたことが間違いだった。
今使っているのはジェルタイプで、SPF30程度、PA+++ のもの。塗った後に手で触っても引っかかりがなく、気になるベタつきがない。
白浮きを防ぐには
白浮きは主に紫外線散乱剤(酸化チタン・酸化亜鉛)の成分が肌の上で光を反射することで起きる。
対策は2点。
①使う量を適量に:多く塗れば白浮きしやすい。顔全体に使う量の目安は「500円玉大」とよく言われるが、実際には薄く全体に伸ばす程度で十分なことが多い。まず少量で試して調整する。
②紫外線吸収剤タイプを選ぶ:白浮きしにくい成分配合の製品は「ノンホワイトニング」「白浮きしない」と商品説明に書かれていることが多い。ただし肌が敏感な人は紫外線吸収剤が刺激になるケースもあるので、自分の肌の状態に合わせて選ぶ。
外出先での塗り直し
1回の塗布で1日持続するわけではない。汗・皮脂・摩擦で落ちる。屋外での活動が長い場合は2〜3時間ごとの塗り直しが効果的だ。
仕事中の塗り直しにはスプレータイプやシートタイプが使いやすい。クリームやジェルをデスクで出すのは難しいが、スプレーならトイレや洗面所で30秒で使える。
外回りの商談の間はほぼ塗り直していないのが正直なところだが、少なくとも朝に塗ることで一定時間はカバーされる。完璧にしようとすると続かなくなるので、「朝に塗るだけでも十分」という割り切りで続けることにした。
日焼け止めの落とし方
「日焼け止めは落としにくい」「専用クレンジングが必要」という印象があって、それが続かない理由の一部だった。
落とし方は製品によって違う
クレンジングが必要かどうかは、製品の耐水性と成分による。
通常の洗顔料で落ちるもの:日常使い向けの日焼け止め(特に「洗顔料で落とせる」と表記されている製品)はクレンジング不要。朝晩の洗顔の延長で対応できる。
クレンジングが必要なもの:ウォータープルーフタイプ、高耐水タイプ(海・プール向け)は落ちにくい設計になっているため、クレンジングを使う必要がある。日常使いには向かない。
選択基準はシンプルで、日常使いなら「洗顔料で落とせる」製品を選べば落とし方の手間は増えない。
確認方法:製品のパッケージ・成分表示に「落とし方」の記載がある。「通常の洗顔料で落とせます」または「クレンジングが必要です」と書かれていることが多い。
外回り営業で続くようになった流れ
2年前に挫折した理由は整理するとこうだ。
- 海水浴向けの耐水クリームを買った
- 通勤・外回りに使おうとしたが、ベタついて不快だった
- 量が多すぎて白浮きした(焦った)
- 「塗るのが面倒な上に不快」という印象になった
- 2週間で終わった
変えた点はひとつだ。「日常使い向けのジェルタイプ」に変えた。それだけで続くようになった。
塗る量の目安がわかってからは白浮きもしない。ジェルは伸びが良いので少量で顔全体に広がる。塗った後に水で濡れても落ちにくい程度の耐水性はあるが、夜の洗顔で十分落ちる。
続けるコツは「習慣の末尾に置く」ことだ。私は朝の保湿の後、外出の直前に日焼け止めを塗るという順番に固定した。「保湿まで終わったら日焼け止め」という流れが自動化されると、特別に意識しなくても続く。
化粧水・乳液とのケアの組み合わせについては化粧水と乳液の役割の違いに詳しく書いた。スキンケアの順番全体を整理したい人はメンズスキンケアの順番も参考になる。
今から始めるなら私はこうする
日焼け止めを初めて使おうと思っている、または過去に挫折した経験がある人へ。
1. ジェルかミルクのテクスチャから試す
クリームタイプは使い心地が重い傾向がある。最初の1本はジェルかミルクタイプを選ぶと失敗しにくい。
2. SPFより「毎日塗れるか」を優先する
SPF20でも毎日塗ればSPF50+を週に2回塗るよりトータルで効果がある。数字より継続性。
3. 量は少量から試す
白浮きが怖い人は最初から多めに使わない。少量を薄く伸ばして、足りなければ少し足す。
4. 「洗顔料で落とせる」製品を選ぶ
落とし方の手間を増やさないために、日常使い向けの製品を選ぶ。耐水タイプは海やプールのとき専用で十分。
5. 朝のケアの最後に固定する
「化粧水・乳液の後」という流れに組み込むと習慣になりやすい。
外回りで毎日外を歩く営業職として、日焼け止めは今や省くものではなくなった。使い始めた頃に感じていた「塗ることへの抵抗感」は、結局は「合わない製品を使っていた」という問題だった。
よくある質問
男性が日焼け止めを塗ることは意味がありますか?
紫外線は男女関係なく肌への刺激になります。屋外での日差しを気にする人、肌の状態を整えたい人には日焼け止めを使う意味があります。続くかどうかはテクスチャと使用感で決まる部分が大きいので、そこを基準に選ぶと挫折しにくいです。
日焼け止めは化粧品と医薬部外品のどちらですか?
日焼け止めは製品によって化粧品と医薬部外品のどちらかに分類されます。医薬部外品の日焼け止めは「日焼けによる肌荒れを防ぐ」等の効能が承認されており、化粧品よりできることの範囲が広い製品もあります。ただしいずれも医薬品ではありません。
SPFが高い日焼け止めを選んだほうがいいですか?
SPF50+が日常的に必要かは活動内容によります。デスクワーク中心であればSPF20〜30程度でも実用上は十分という考えもあります。高SPFは紫外線防御力が高い一方でテクスチャが重くなる傾向があり、続けられる製品を選ぶことが優先です。